【禁断の悩み】先輩に言えない「トイレ・水分補給・生理」:新人DHが自分を守るための伝え方

【禁断の悩み】先輩に言えない「トイレ・水分補給・生理」:新人DHが自分を守るための伝え方 新人DH

「診療が長引いて、もう限界……でも、バキュームの手を離せない。」

「先輩が一度も水を飲んでいないのに、自分だけ飲みに行ってもいいのかな?」

新人歯科衛生士の皆さん、実は技術や知識と同じくらい不安なのが、こうした「生理現象」との付き合い方ではないでしょうか?

「やる気がないと思われたくない」「わがままだと思われたくない」と我慢してしまうのは、真面目な新人さんほど陥りやすい罠です。

今日は、大学教員の私が、現場で角を立てずに「自分の体調」を伝えるためのスマートな方法をお伝えします。

こんな人におすすめ
  • 体調不良になりやすい
  • お手洗いなど、なかなか声をかけるタイミングがわからない

1. 「我慢」は患者さんへのリスク

まず、マインドセットを変えましょう。 あなたがトイレを我慢して冷や汗をかいたり、脱水症状で頭がぼーっとしたりしている状態は、「患者さんに最高のパフォーマンスを提供できない状態」です。

つまり、体調を管理してベストな状態を保つことは、わがままではなく「プロとしての義務」なのです。

  • 食事・睡眠・ストレスコントロールで体調不良を予防することが前提です

2. 水分補給:タイミングと「置き場所」

歯科医院は乾燥しやすく、喋り続ける仕事です。脱水は集中力を奪います。

初日に「皆さんは水分補給用の飲み物をどこに置いていますか?」と確認すると安心です。また、飲み物はお水やお茶にすること。ジュース等は余計なカロリーを摂取してしまい集中力を妨げることも。

水分補給のタイミングは、ユニットの片付けが終わった瞬間や、次の患者さんを呼び出す前がベスト。

「すみません、喉が乾燥してしまったので、30秒だけ水分補給をしてきてもよろしいでしょうか?」

「30秒だけ」と時間を区切ることで、先輩に安心感を与えます。

3. お手洗い:診療の「隙間」を狙う

「トイレに行きたい」とは言い出しにくいもの。でも、限界まで我慢して診療中に倒れるのが一番の迷惑です。

狙い目は、先生のチェック待ちの時間や、レントゲン撮影の合間など

次の患者さんの準備の前に、一度お手洗いをお借りしてもよろしいでしょうか?」

「次の準備のために」という前置きをすることで、「仕事への意欲」を感じさせつつ席を外せます。

  • 患者さん用とスタッフ用のお手洗いが同じ場合は、患者さん優先です。
  • 「行きたいのに患者さんが使ってる…!」と言ったことにならないよう、余裕を持って席を外すようにしましょう。

4. 生理・体調不良:早めの「共有」があなたを救う

急な生理痛や貧血。これは根性で解決できるものではありません。一番話しやすい、または現場を仕切っているチーフや先輩DHにそっと伝えましょう

「今日、少し体調が優れず、もしかしたら途中で少し座らせていただくかもしれません。ご迷惑をおかけしますが、様子を見ながら頑張ります。」

「休ませてください」ではなく「様子を見ながら頑張る」という姿勢を見せることで、周囲も「無理しないでね」と言いやすくなります。

もしも休憩室で休ませてもらった場合は何時から何時まで休憩したのか、必ず報告してください

先輩!先ほどはありがとうございました。⚫︎時まで休憩して、良くなったので戻ります。

  • 服用している痛み止めがあれば必ず持ち運びましょう。
  • 倒れるほどの重症な場合は婦人科への受診も検討してみてくださいね。

あなたは「人間」であり、その次に「DH」です

大学教員として多くの学生を見てきましたが、一番長く、輝いて働き続けられるのは、自分の限界を知り、適切に助けを求められる人です。

先輩たちも、実は同じように悩んできた道です。 あなたが誠実に伝えれば、きっと「あ、今のうちに抜けてきな!」と笑って返してくれますよ。

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